リフレクティックスと輻射熱
外気温36℃でも エアコン不要の工場!
圧倒的に多い「輻射熱75%」を防止するために、反射シート「リフレクティックス」で施工すると写真のような快適空間が誕生します。 米国では必ずといって良いくらいリフレクティックス施工が当たり前の事でした。 米国インディアナ州の夏の厚さは半端ではありません。 我々がリフレクティックス社工場で体験した事は、外気温38.5℃、湿度60%、でもエアコン不要の工場でした。
快適さは温度でしょうか?
外気36℃の太陽下にいると、吹き出るような汗と息詰まるような熱気で立ちくらみをするような思いをしますが、木陰に入ると涼しく感じます。 体温36.5℃とすると、外気はそれより低い温度ですから、本来涼しく感じなければなりません。 しかし、暑く感じるのは太陽の輻射熱が直接体に当たって熱を発しているからです。 木陰に入ると木の葉が輻射熱をカットしてくれますので、涼しく感じます。 また、36℃のお風呂に入った場合ぬるく感じることは誰もが経験していることです。 すなわち「暑い」と感じるのは温度ではないのです。
輻射熱は気温を上げるよりも、直接物体にあたり、熱を伝えるのが特徴!
リフレクティックスは、上図赤棒の97%をカットします。
ペンシルバニア州立大の報告によれば、ビル等の空間での熱損失の大半は、伝導熱と対流熱によると考えられていましたが、実際ほとんどの熱伝達は輻射熱によるもので、その量は全熱移動の75%を占めると述べています。 全米の多くの機関でも、暖かい壁から、冷たい壁の間の熱の通過は夏冬関わらず、その65〜80%は輻射熱に依るものということで一致しています。 従って断熱材を厚くしたり、熱伝導率を低くしただけでは快適空間は生み出せないのです。
⇒熱反射率