基本編
営業マンに相談すると売り込みがしつこくてイヤ…。
「モデルハウスに行くと、毎日営業マンが訪ねてきそうでコワイ…」
「ちょっと資料をほしかっただけなのに、なんだかしつこいな…」
残念なことですが、これは住宅業界でよく耳にする話です。
本来、家づくりはお客さま自身が考え、信頼できる業者をさがし、その業者と力を合わせてすすめていくものです。
家をつくる側であるお客さまがお客さまのお手伝いをする立場である住宅業者に遠慮したり、対等に話ができずに悩んでいるのだとしたら、これほど悲しいことはありません。
友治工務店では、お客さまへ対する売り込みは一切いたしません。どうぞお気軽に構造見学会へお越しください。その際に「今はまだ名前を書きたくないな…」とお思いならば、遠慮なくそうおっしゃってください。
家づくりは信頼できるパートナー選びから。
どれくらい日数がかかるの?
みなさんがよくされる質問、家づくりの日程に関する質問ですね。
標準的に申し上げて、家づくりは次のようなペースですすんでいきます。
契約前の打ち合わせに1〜2カ月。
契約後、間取りやデザインなどの細かな仕様を決めながら図面を仕上げるのに2ヵ月程度。
工事に入り、行政の検査や登記などをすべて終え、実際に住むことができるようになるまで3〜4ヵ月。
つまり、今から計画すると6〜8ヶ月程度ということになりますね。
建て替えで仮住まいをされる場合は、度重なる引越しなどで慌しくなることが予想されます。
なるべく余裕を持って、早めに準備、計画することをおすすめいたします。
計画から引渡しまで、通常6〜8ヶ月。
持ち家と賃貸ではどっちが得?
「持ち家と賃貸、どちらにしようか…」
多かれ少なかれ、誰もが一度は考える大きな問題ですね。
賃貸は借り入れを伴わないため精神的に気楽ですが、
「子どもが大きくなった時に部屋数が足りない」、「老後はどうしようか」といった不安を伴います。
一方、家を建てる人にとっては、借り入れの際に無計画なまますすめてしまうことが最も危険です。
賃貸と持ち家のどちらが良いかは、人それぞれで考え方や暮らし方が違いますから、はっきりと断言することはできません。
それぞれのメリット・デメリットを十分に理解したうえで検討する必要があるでしょう。
一番大事なことは、あなたが「一戸建て住宅に住みたいと思うか」、
それとも「ずっと賃貸でいいと思うか」についてじっくり考えてみることかもしれません。
ご夫婦で、ご家族のみなさんで、納得のいくまでとことん話し合ってみてください。
家づくりは人生設計をたてながら考えよう。
建売住宅と売建住宅の違いは何?
家を建てて土地と建物をワンセットで販売するものを建売住宅と言います。
建売住宅のメリットは、あれこれと考える面倒がないという点と比較的に低価格であることです。
また実際に実物をその目で確認できるほか、手続きがすめばすぐに入居できるので、家づくりに多くの時間をさくことができない人におすすめです。
デメリットとして考えられるのは、間取りが決まっていることや手抜き工事かどうかのチェックができないために優良物件かどうかの判断が素人にはつきにくいことなどが挙げられます。
これに対して売建住宅は、契約後に着工する住宅のことを言います。
売建住宅では住む人の家族構成や生活スタイル、予算に応じて自由に間取りを考えることができます。
一からじっくりと計画を立てるのですから、完成した際の喜びは格別です。
家づくりの醍醐味を存分に味わうことができるでしょう。
好みに合わせてプランを考えたいなら、売建住宅。
建築条件付きの土地ってどう思う?
新聞の折込チラシなどで「○○分譲地特価販売中!ただし建築条件付」なんて文字を目にしたことはありませんか?
この建築条件付という土地、簡単に言えば、「その土地の販売会社に建物工事もお願いしなければならない」ということです。
建築条件付の場合、建売住宅と違って工事過程をその目で確認するができます。
ただし建物工事を請負う業者がすでに決まっていることで、金額が高かったりしっかりとした仕事をする職人を使うかどうかわからないといった懸念も考えられます。
希望の工法や間取りを実現することができ、正直な価格でしっかりとした仕事をする会社であれば、何も問題はありません。
土地をえさに工事契約を急ぐようなところであれば注意が必要です。
建築条件付の土地は注意が必要。
建てる場所が離れていても来てくれる?
ありがとうございます。とてもうれしい質問です。
業者を選ぶ際には、まずその地域に根ざした地元の工務店をおすすめします。
具体的には、車で一時間程度のところが良いでしょう。家は建てるときだけでなくアフターケアが大切です。
何かと小回りの利く地元工務店のほうが、いざというときにも安心ですね。
地元工務店は大手住宅会社と違い、豪華なモデルルームを構えているわけでも立派なパンフレットを作成しているわけでもありません。
しかしその代わりに、その土地で暮らす人たちのことを第一に考え、地に足のついた堅実な仕事をしています。
地域に根ざした工務店はお客さまからの口コミを頼りに成り立っています。
何か少しでも困ったことがあったら電話一本ですぐにかけつけてくれるでしょう。
地域に根ざした工務店を選ぶこと。それが成功のカギ。
地盤調査について教えて。
家づくりは一世一代の大仕事です。
着工後に「地盤が弱くて家が建たない。地盤の補強費用で当初の予定金額を大幅にオーバーしてしまった!」なんてことになったとしたら、それこそ目も当てられませんね。
友治工務店では着工前にすべてのお客さまを対象に地盤の調査をおこなっています。
地盤調査の料金は専門の地盤調査会社に依頼して6万円前後かかります。
万が一、地盤調査で軟弱な地盤だとわかった場合には、建坪によって異なりますので一概には判断できないのですが、地盤改良費用や杭工事として100〜150万円ほどかかる場合もあります。
これは全体の資金計画を考えるうえで必ず必要となる数字ですから、早めに調査・確認することをおすすめします。
地盤調査は早めのチェックが肝心。
木造住宅は火災や地震に弱そう…。
耐火性・耐震性についてのご質問ですね。
火災や地震に対して心配は、自然が相手だけに、どなたにとっても簡単には片付けられない重要な問題です。
多くの方がご指摘のように、木造住宅と言うと従来までは火災や地震に弱いというイメージがつきまとっていました。
しかし、現在は違います。
木造住宅は阪神・淡路大震災をきっかけに、圧倒的に強く生まれ変わったのです。
木造住宅の素晴らしさは建築に携わるものなら誰でも知っています。
友治工務店が取り組んでいる「強い家づくり」のヒミツは構造見学会でご覧いただけます。
何か不安などがございましたら、工事担当者がお客さまの納得のいくまでとことんご説明いたします。どうぞお気軽に足をお運びください。
住宅建築の70%は木造在来工法でできている。
欠陥住宅について不安でいっぱい。
テレビやインターネットなどで欠陥住宅について目にすることがあります。
実際にその目で見たり聞いたりしたことのある方も、中にはいらっしゃるかもしれません。
非常に残念なことなのですが、住宅会社や工務店のずさんな経営体質から、そのように悲惨なケースが起こることもあります。
友治工務店では、お客さまとのコミュニケーションを第一に考えた家づくりをしています。
「お客さまが本当に幸せな家」をつくるために一生懸命考え、話し合い、ともに家づくりをしています。
不安に思う気持ちもよくわかります。それはわたしたち住宅に関わるものの努力が足りなかったせいです。
そのようなことが二度と起こらないために、また起こさないために、少しでも気になることがありましたら遠慮なくご相談ください。
コミュニケーション不足は失敗のモト。
シックハウスが心配なんだけど…。
シックハウス症候群などの住宅が原因でもたらされるアレルギー症状について、近年、皆さんの関心が非常に高まっています。
特に小さなお子さまがいらっしゃるご家庭においては、簡単には片付けられない怖い問題です。
喘息やアトピーに苦しむお子さまは、ここ数年でずいぶんと増加していると耳にします。
そして、その原因のひとつがホルムアルデヒドという住宅から発せられる化学物質の影響だと考えられているのです。
現在の住宅では、このような化学物質の放散量を極力おさえた素材を使用しています。
木造住宅ならではのやさしい木の香り、その心地よさは、構造見学会・完成見学会でお確かめください。
一歩中に足を踏み入れると、まるで森の中にいるようなさわやかな気分を味わうことができるはずです。
木造住宅の気持ちよさは見学会で確認しよう。
モデルハウスはどうやって見たらいいの?
「家を建てたい!」、そう思ったときに誰もが一度は訪れる場所、それがモデルハウスです。
大手住宅会社が構えるモデルハウスでは、営業マンがにこやかにあなたを出迎え、そのモデルハウスの良さを懇切丁寧に説明してくれます。
しかし、中には売ることばかりに気をとられ、「お客さまにとって本当に必要なものは何か」、「お客さまにとって一番幸せな家とはどんなものか」についてはあまり熱心に教えてくれないところもあります。
モデルハウスを見るときは、あなたの家づくりに活かせるところはあるか? どこをどう活かしたら良いのか? という視点でじっくりと見てまわることが大切です。
「家づくりの情報がほしいだけ」、「気軽な気持ちで見たいだけ」とおっしゃる方は名前を記入せずに資料だけをもらう方法もあります。
モデルルームではどこを活用するか考えよう。
工事中、現場を見に行ってもいい?
いったん工事がはじまると、どんな家が完成するのかどうか、とても楽しみになりますね。
「気になって仕方ない。いてもたってもいられない!」とおっしゃる方も多くいらっしゃいます。建築現場へは、どうぞお気軽に足をお運びください。そして、ワクワクしながらあなたの家を眺めてください。
ただし、その際にお願いがあります。
工事の現場は作業に必要なさまざまなものが置いてあります。そのため、多くの場合、危険を伴うこともあります。
お子さまと一緒に見学にいらっしゃる際には、くれぐれも注意が必要です。外から眺めていただくのはもちろんかまいません。でも、中に入る場合は、現場の大工や担当者に必ず一声かけてください。
そして、何かわからないことがあったら、いつでも遠慮なく質問してみてください。
工事現場へ来ることを嫌がる業者に要注意。
実際に工事をするのはどんな人?
実際に工事をするのがどういう人なのかについて、みなさん疑問に思われるかもしれませんね。
大手住宅会社のなかには工事を下請け工務店に丸投げしているところもあります。
しかし、そうするとどうしても下請け工務店の利益が必要になり、その利益分のコストがお客さまの支払う工事費に加算されることになります。
また、下請け工務店から棟梁に支払われる賃金も少なくなり、結果として工事が雑になる可能性があります。
友治工務店ではそれぞれの工事を直接棟梁に発注します。
これは余分なコストを削減するためと、どんなに材料がよくてもその材料を使い仕上げていく職人の技術が低ければ良い家はできないと考えるからです。
どんな人が工事をするのか心配な方のために職人紹介リストを用意しています。お気軽にお問い合わせください。
職人紹介リストを見せてもらおう。
職人さんとうまく付き合う方法は?
家をつくるという作業は、厳しさをともなった非常にやりがいのある仕事です。
職人のなかには頑固者で口数の少ない者や愛想のない者もいるかもしれません。
でもそれぞれがその道の「プロ」として、あなたやあなたのご家族のために一生懸命に仕事をしています。
現場ではどんなに小さなことでも、不安な点や疑問に思うところがあれば遠慮なくおっしゃってください。
また、凄いとお感じのところがあれば、その気持ちを職人に伝えてください。「遅くまで熱心にご苦労さまです。」その一言だけでかまいません。
自分の仕事が評価され、自分のつくったものが大切に扱われることを感じたとき、「この人のためにやってあげたい」と思うのは人間であれば誰でも当然のことです。
きっと想像以上に良いものができあがるに違いありません。
建築現場では、気になることはどんどん質問を。
職人さんにお茶だしをした方がいい?
現場の職人へのお茶だしについてですね。ありがとうございます。
こうしたことに気を遣っていただくのは、工務店にとっても嬉しい限りです。
でも、実際はというと、現場でのお茶の用意は一切していただかなくてかまいません。
職人は常に効率良く動いています。お茶などの飲み物は、職人が自分で用意しています。
好意を示したいというお気持ちは本当にありがたいのですが、どうかお気遣いなさらないようにお願いします。
もし、建築現場が現在のお住まいと目と鼻の先で、どことなく気まずいということであれば、現場を見学するついでにお顔を見せていただくだけで十分です。
くれぐれもあまり堅苦しくお考えいただかないようにお願いします。
職人への気遣いは必要なし。気持ちだけで充分。
要望をわかりやすく伝えるコツは?
人間ですから、そのときの気分によって意見が変わってしまうこともあります。
はっきりと要望をまとめることができず、「気が付けば、業者の言いなりになっていた…」と、後になってから後悔する方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、みなさんにお願いがあります。
「住宅ノート」をつくってみてください。
方法は簡単です。まず大学ノートを一冊買う。これに家をつくるにあたって思いついたことをどんどん書き込んでいくのです。内容や形式は自由です。
住宅ノートをつくることによるメリットはたくさんあります。まず業者の意見に左右されなくなります。また思いついたアイディアを忘れず、忙しい方でも効率良く意見をまとめることができます。
さらに、家族みんなの希望を知ることで必要なものとそうでないものをはっきり意識することができるようになります。
あなたも、ぜひお試しください。
家族の意見をしっかり整理。住宅ノートを活用しよう。
営業マンとうまく付き合う方法は?
「こんなことを言ったら笑われそうだけど…」
「予算のことで相談するのは恥ずかしいな…」
打ち合わせのとき、お客さまが遠慮がちにこうおっしゃるのを耳にすることがあります。
申し訳ありません。お客さまにとっての家づくりなのに、私どもに対してばかり気を遣っていただくのは、非常に残念なことです。
言うまでもないことですが、家づくりはみなさんのために行うものです。
ところが営業マンに気を許していただけないばかりに、ご自分の家なのにわがままな家づくりのできない方がたくさんいらっしゃるのです。
遠慮なんてなさらないでください。どうぞ、とことんわがままになってください。それがあなたにとっての最良の家づくりへの第一歩なのです。
(※)要望を聞いてイヤな顔をしたり、何でも「はい。はい。」と答えてばかりの営業マンには要注意です。
希望は残さず伝えて、わがままな家づくりを叶えよう。
新しい土地になじめるかどうか不安。
住み慣れた場所を離れて新しい土地へ移り住む場合、どなたにとっても不安はつきものだと思います。
不安を解消するためには、事前に隣近所や街の様子を知っておくことが大切です。
具体的には、その土地をご検討するにあたって、朝、昼、夜と時間をかえてその土地を下見してみるのが良いと思います。
またその際に、車の中から見回すだけでなく、ご自身の足で歩いてみるとより多くのものごとに気がつくかもしれませんね。
幼稚園や保育園、学校などの雰囲気が気になる場合は、市役所の相談室に聞いたり、インターネットの書き込みなどを参考にして下調べしておくこともおすすめします。
なお、地域に根ざしている地元工務店は、その土地について多くのことを知っています。どうぞ遠慮なくご質問ください。
近所の様子を事前にチェック。不安なときは相談を。
アフターサービスはどこまで?保証についても教えて!
友治工務店の住宅は、第三者機関(財)住宅保証機構による10年間の保証が付けられます。
この保証制度に登録された住宅は、最長で10年間の保証を受けることができます。
友治工務店では、お客さまの大切な家は私ども社員全員がお客さまとともに家を守る姿勢で、徹底的にアフターサービスを行っていきます。
定期巡回などもさせていただきますが、住宅がいつでも長持ちするかどうかは、日頃のみなさんの暮らし方にあるといっても過言ではありません。
一年に一度の大掃除やときには床にワックスをかけるなど、日頃からマイホームをいたわってあげることが重要です。
家はこれから先の長い人生をともにする大切な空間です。いつまでも大切に扱っていただきたいものです。
マイホームはいたわりが大切。いつまでも大切に扱って。
プランニング編
予算内で満足のいく家づくりをするコツは?
家づくりのプランを考えていると、どうしてもあれもこれもと要望が多くなってしまいます。
これから先の長い人生をともに歩んでいく家なんですから、できる限りの要望を叶えたいと思うのは当然のことですね。
予算内で満足のいく家づくりをするコツは、まず「これだけは絶対に実現したい!」というこだわりをしっかりと見極めることです。
そして実現したいものから順に並べていき、その順番に応じてプランに組み込んでいきます。
何を第一に実現したいかという要望は家族のみなさんで意見が異なるでしょうから、あらかじめそれらをきちんと取りまとめておくことも重要ですね。
予算内でおさめるコツは家族の希望をまとめること。
オプション工事は本当にないの?
オプション工事がある場合とない場合とでは、建築費の合計金額は大きく異なります。
広告では安い金額でうたっている会社でも、いざ打ち合わせをはじめてみたら「オプション、オプション…」の繰り返し。
最終的には当初予定価格を大幅に上回ってしまった、なんて話も耳にします。
私どもがご提案するプランの中には、子育て世代に必要なものはすべて標準装備に含まれています。
しかし、お客さまの中にはもう少し違ったものが欲しい、全館暖房の家にしたいなど、こだわりを叶えるために一部オプション工事になってしまう場合もあるかもしれません。
設備や仕様については打ち合わせの段階から入念にご相談させていただきます。
ご要望の設備がオプション工事になるかどうかについては、お客さまにしっかりご確認いただいた上で決定します。
どうぞご安心ください。
こだわり具合によってオプション工事になることも。
設計事務所に相談したほうがいい?
こだわりの家や普通とはちょっと違った個性的な家をつくりたいという場合は、設計事務所へお願いするのもひとつの方法です。
ただし、すべての設計事務所が良いというわけではありませんので注意が必要です。
注意しなければならない3つのポイントは次のとおりです。
あまりにも安い設計費には疑問が残ります。建築費の10〜15%が妥当な金額です。
使い勝手や予算を考えずに、家を作品化してしまうことがあります。依頼する際にきちんと要望を伝えることが大切です。
どんなに設計が良くても施工をする職人の腕が悪ければ台無しです。施工会社はどうやって決めるのかなどについてしっかり確認をしましょう。
以上のことに注意して、検討すると良いでしょう。
設計事務所は価格・使い勝手・施工会社を確認して。
工事途中での設計変更。…やっぱりムリかな?
どんなに一生懸命に打ち合わせをしたつもりでも、工事が始まって形になるにしたがって、図面だけではわからなかったことに気付くようになるのは仕方のないことかもしれません。
これから先の長い人生を過ごす家なのですから、少しでも理想に近づけたいと思うのは当然のことでしょう。
後になってから慌てないためにも、家は打ち合わせの段階で確実に決めてしまうのが一番です。
ただし、工事途中にどうしても変更したいという場合には、すぐにご連絡ください。できる限り対応いたします。
その際、工事の進行状況によってすでに発注している部材もあるかもしれません。
その場合はやむをえず追加で諸費用をお願いしなければならないこともありますので、ご了承ください。
変更時にはなるべく早めに連絡を。
クロスのイメージをつかめない。
クロスは壁だけでなく部屋全体の印象を決定づける大切なものだけに、選ぶのが非常に難しいですね。
サンプルは小さなものですから、本当は貼り上がりをご覧いただくのが一番良いかもしれません。
でも現実はと言うと、それはなかなか難しい問題です。
お時間があるようでしたら、住宅展示場などに出かけてみてください。
そしてお客さまの好みのクロスはどんなタイプのものなのか、その色や質感、肌触りをその目で確認されるのが良いと思います。
その際に大切なのは、部屋ごとの完成予想図を頭に思い浮かべながら見ていただくということです。
テーブル、ソファや観葉植物などの色や配置を考え、そのイメージに合うクロスを選んでいただきたいということです。
部屋全体のカラーコーディネートや照明器具を頭に思い描くことで、クロスのイメージも少しずつ決まってくると思います。
クロスは部屋のイメージを決める大切な要素。
将来、間取りの変更をしたい。
間取りの変更についてですね。結論から言うと、間取りの変更は可能です。
木造在来工法の家はツーバイフォー工法やハウスメーカーの家と比べて、比較的簡単に間取りの変更を行うことができます。
誰にとっても将来のことをきちんと予測することは不可能です。
予定より子どもさんが増えるかもしれませんし、歳をとるに従ってバリアフリー住宅についてのご要望が切実なものに変わるかもしれません。
また、ご両親と同居する可能性だって否定できませんね。
ライフスタイルの変化に応じて間取りを自由に変えられる木造在来工法こそ、子育て世代にふさわしい家づくりの工法なのだと思います。
その魅力は構造見学会でお確かめいただけます。わからないことなどがございましたら、どうぞお気軽にお申し付けください。
間取りの変更は木造在来工法の得意ワザ。
インテリアのアドバイスもお願いできるの?
お部屋のインテリアは家全体の雰囲気を決める非常に大切な要素です。
家の中でリラックスして過ごすためには、そこが家族みなさんにとって安心してくつろぐことのできる、居心地の良い空間でなくてはならないでしょう。
インテリアを上手にまとめるためにはいくつかのポイントがあります。
まずクロスや床材の風合いを統一すること。次に基本となる色を決めて、その色に合わせて部屋全体をカラーコーディネートすること。
そして、使いやすさを重視しながら家具を配置し、カーテンや照明器具を取り揃えます。
インテリアでお悩みの場合は、どうぞ遠慮なくご相談ください。
これまで経験と知識を最大限に活用して、あなたの家づくりをトータルにサポートしていきます。
上手にコーディネートして、居心地の良い家づくりを。
全館暖房の家ってポカポカなの?
冬になると、暖かい家というのは本当に良いものだな、としみじみ感じることがあります。
全館暖房の家は、家全体がポカポカしてスリッパを履くのを忘れてしまいます。
まるで陽だまりでくつろぐような心地よい気分を体感できます。
快適な居住環境を保ち、建物の寿命を長くするためには、各部屋はもちろん洗面室、トイレ、ホールにもパネルヒーターを設置し、建物内の温度差をなくすことが大切です。
ただ、このようにあたたかくなるのは使用するパネルヒーターだけの力ではありません。家全体の断熱構造がどうなっているのか、熱効率の良い間取りになっているかどうかが大きく影響します。
具体的にはリビングに階段のある家、吹き抜けのある家については前もってきちんと確認することが大切です。
わからないことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
全館暖房の家は家全体の構造を考えて。
結露を防ぐにはどうすればいい?
冬になって暖房を入れると、窓ガラスにじっとりと水滴がついているのを目にしたことがあるでしょう。
住宅にまつわる不平・不満のうち、必ず上位にあがるのがこの「結露」についてです。
結露対策として挙げられるのは、次の通りです。
サッシをペアガラスにする
断熱材は密度の高いものを使う
細かい説明は除きますが、結露はこの2点によってほぼ解消されます。
しかし、こういった建築上の対策のほかに、結露を防止するためには日常生活のなかでできるだけ「換気」を心がけることが大切です。
寒い冬の時期でもなるべく2時間に1回、5分程度は窓を開けて空気の入れ替えをしましょう。
また、台所やお風呂場の換気扇をできるだけまわすように心がけ、時には除湿器を使いながら室内の空気を動かすことも大切です。
結露を防ぐにはこまめな換気が一番大事。
自然素材はお手入れが大変?
自然素材の家はムクの床板、珪藻土(けいそうど)による壁、はりをむき出しにした天井など、自然のぬくもりを体いっぱいに感じることができる開放的な空間です。
一歩足を踏み入れれば誰でも、まるで森の中で暮らしているような爽やかな気分を味わうことができるでしょう。
ただし、自然素材には汚れがつくとなかなか落としづらい、傷がつくと目立ちやすいなどの短所があることも事実です。
家づくりを考える際には、それぞれの長所と短所をきちんと理解した上で、家族のみなさんにとってイチバン良いと思うものをお選びください。
また、完成後は粗雑に扱うのではなく、充分にかわいがってください。家はこれから先の長い人生をずっと共に過ごす大切な空間です。
年に一度の大掃除や機会があれば床にワックスをかけるなど、たくさんの愛情を注いだ良いお付き合いをお願いいたします。
たっぷり愛情を注いで、お手入れして。
収納スペースはどれくらい必要?
一昔前までに建てられた住宅、そしてアパートは、収納スペースが極端に少なくなっています。
「新築したら収納スペースだけでも多くとりたい!」とお考えの方も多くいらっしゃいます。
ただ、多くの方が陥りやすいのは、何も考えずにスペースだけをたくさん確保してしまうことです。
家の広さには限りがあるのですから、収納スペースが増えればその分居住空間は狭くなってしまいますね。
収納上手になるためのコツは、まずあなたが持っている物の量を知ること。
そして、見やすく、出しやすく、しまいやすい収納方法で、管理できる量だけをしまうことが大切です。
必要ないものはリサイクルやバザーに出したり、時には思いきって人に譲るなどして、荷物の量を減らすことも大切ですね。
あなたの家族のとって本当に必要な収納スペースはどれくらいですか?まずは、このことを考えてみてください。
収納スペースは荷物の量に合わせて考えて。
ウォークインクロゼットの問題点は?
洋服ダンスを置くかわりにウォークインクロゼットにする利点は、何より洋服が探しやすいという点です。
また、背の高いものをしまっておく納戸としても活用できる点も、便利で良いですね。
ただし、まったく難点がないというわけではありません。
狭いとはいえ部屋ですから、長くしまっておくにつれて衣類の肩のあたりが埃っぽくなってしまうのです。
この対策としては、少し広めのウォークインクロゼットにして手持ちのタンスを入れて使うという方法があります。
一目で見渡せる良さは失われてしまいますが、デザインのしっくりしない家具でもインテリアを損なうことなく、使い慣れたものをそのまま活用することができます。
また、全身を映すミラーを置けば、姿見になるだけでなく狭い印象を変えることもできるでしょう。
広めのウォークインクロゼットは使い勝手抜群。
手持ちの照明器具やカーテンをそのまま使い続けたい。
家は一生に一度の大きな買い物です。これから先の何十年間にわたって長いローン返済を続けるわけですから、はじめにかかる諸費用を少しでも安く抑えたいと考えるのはもっともなことです。
友治工務店の家では照明器具やカーテンを標準装備に含んでお客さまにご提供しています。
ただし、お手持ちのものをそのままお使いになりたいという場合は、打ち合わせの段階でどうぞ遠慮なくそうおっしゃってください。
今お使いのものを最大限よく見せるように、お手伝いいたします。
わたしたちはものを大切にしたいとおっしゃるお客さまのことを心から応援いたします。
物を大切にする気持ちをいつまでも忘れずに…。
窓の位置はどうやって決めたらいいの?
間取りを考える上で窓の位置や高さはとても大切です。
少なすぎれば(小さすぎれば)日当りが悪く、多すぎれば(大きすぎれば)なんとなく落ち着けない、また家具を置きづらいなど、意外と決めるのが難しいものです。
また日当りや風通しといった住み心地はもちろん、お隣の土地に家が建っているときは隣家の人たちに対する配慮も必要です。
自分の家の間取りにばかり気をとられ、せっかくつけた窓から隣の家が丸見え。
気まずくてずっとカーテンを閉めたままなんてことになったら、せっかく取り付けた意味がなくなってしまいます。
窓の位置や高さを決めるときには、建築予定地の状況をきちんと把握した上でプロのアドバイスを聞きながら、慎重に決定するのが良いでしょう。
窓の位置や高さは意外にムズカシイ。慎重に決定を。
コンセントやスイッチの位置や数はどうやって決めたらいいの?
実際に暮らし始めてみたら、「コンセントの位置が家具の後ろに隠れてしまう」、「たこ足配線でコワイ」など、コンセントにまつわる不満もよく耳にします。
こんな失敗を防ぐためには、あらかじめ新居のどこにどんな家具を置くのか、どんな家電製品を使うのかについて細かく考えておく必要がありますね。
また、家電製品の数と種類、わかるものについてはコードの長さやそのワット数についてもメモしておくと良いでしょう。
ただし、あまりにもそればかりに気をとられると、ドアや窓の位置などを何も決められなかったり、欲しい家電製品をあきらめなければならないなんてことにもなりかねません。
最近ではコンセント付きの家具など便利なものも見かけます。現時点でのベストを考えて、家づくりをすすめていきましょう。
どこにどんな物を置くか、イメージすることが大切。
叔母が風水に凝っていて…。
叔母さまが風水に凝っていらっしゃるとのことですね。
一生暮らす家なのですから、いろいろな面から家づくりを考えてみたいとおっしゃるのはもっともなことです。
ましてや身内の方のご意見ともなると、そうカンタンに無視することもできないでしょう。
あなたがこれから計画する家はすでに出来上がっている企画住宅ではありません。間取りや仕様は自由に設計することができるのです。
風水や家相に興味のある方は、打ち合わせの段階で遠慮なくそうおっしゃってください。
(※)風水や家相のことに全くふれない家づくりは良くありません。鬼門にトイレや浴室を避けるなどの最低限の注意を払うことは大切です。
風水や家相については早めの相談を。
二世帯住宅の注意点は?
二世帯での同居ということですが、一言で同居といっても夫の両親と同居をする場合、また妻の両親と同居をする場合もありますね。
一番大切なことは、どんな形で同居するのが自分たちにとって望ましいかを家族みんなでじっくりと話し合うことです。
現実と将来の両方を考え、家族みんなが本音で話し合うこと。そこでお互いの考え方を理解し合うことができれば、何も心配はいりませんね。
時間帯や食事の好み、子育てに対する考え方や価値観など、親子といえどもさまざまな違いがあるのが現実です。
お互いに気兼ねすることなく生活できるように、浴室、トイレ、キッチン、玄関などをどのように設けるか、時間をかけてじっくりと相談してください。
その際に、もし何かアドバイスをほしいとお望みの場合は、いつでもご相談に応じます。
台所の使い方がポイント。
キッチンの設備が物足りない…。
取り揃えたキッチンの設備機器を物足りなく感じるとのことですね。
私どもから皆さんへ、お願いがあります。
家づくりでは何が一番大切なのかを考えてみてください。
それは強い家をつくるための構造ですか?それとも見栄えが良いばかりの豪華な設備ですか?
家づくりに何億円ものお金をかける人なら別です。でも、身の丈以上のローン返済に苦しむより、強くて丈夫な家を適正な金額で建てることのほうがよっぽど大切なことだと思いませんか。
わたしたちは、家はあなたやあなたの家族を守るための住み家と考えています。
家づくりの土台となる構造部分にたっぷりとお金をかけ、それ以外のものについてはシンプルだけれどしっかりとした使い勝手の良いものを厳選してご提案させていただいております。
一番大切なのは、家族を守る強さと丈夫さ。
キッチンと洗面所が遠くて不便。
家の住み心地は、どのような動線をとるかによって大きく変わってきます。
使い勝手の良さや広さだけではなく、視線の動線が大切だということも言うまでもありません(例えば玄関からトイレが見えると、あまり良い気持ちはしませんね)。
一般的には、家庭を預かる主婦のみなさんにとっては、水まわりを集中させることにより使いやすい間取りになります。
間取りを決める際には、ご家族のみなさんがどんな生活パターンで動くのかをイメージしながら決めることが大切です。
一番忙しい朝の時間帯は、どういうルートを通って身支度をととのえ、どういう順番で家事をこなしていきますか?
家族のみなさんで日頃の行動パターンをイメージしながら考えてみましょう。
日頃の行動パターンを考えながら間取りを考えて。
家の仕様について隣家から苦情が。
ご自分の土地だからと言って、家を好き勝手に建てることはできません。
なぜかというと、各種の法律によって家の大きさや高さが細かく規制されているからです。
建築予定地にどのくらいの面積の家が建つのか、家の前の道路の幅が狭いなどといった問題については、法律の専門的な知識が必要になります。
万が一、隣家から何か申し受けたのだとしても、ご自身で解決しようとなさらないでください。
ここではプロの意見を聞きながら、充分に話をして対処することが重要です。
長く暮らしていく土地なのですから、ご近所の方々とも良いお付き合いをしていただきたいと思います。
何かわからないことなどがございましたら、遠慮なくお申し付けください。
隣家からの苦情は早めに営業マンに相談を。
はきだし窓の高さについて。
最近の住宅の多くは、はきだし窓の位置が地面から高く、直接外に出るのが難しいというご意見を耳にすることがあります。
そして実際はというと、そのとおりです。
その理由は、シロアリを寄せ付けることなく床下の換気をよくするためです。
家の中から直接外に出ることができたほうが便利だとお考えの場合は、ウッドデッキを設けてみてはいかがでしょうか。
オシャレな雰囲気を楽しめるほか、天気の良い日にはウッドデッキで食事を楽しんだり、ガーデニングスペースとして活用できるのもいいですね。
はきだし窓の高さはシロアリ駆除と換気が目的。
テレビの音が聞き取りにくい。なぜ?
住み始めてみると、家族の歩く音、話し声、台所で作業をする音など、そういった日常的に発せられる音に対してなんとも気になることがあるといいます。
これは最近の家がさまざまな面で高気密になっていることと関連しています。
高気密・高断熱の家は音が外部から入ってこないという特長がある反面、内部で発生した音も外に逃げにくい構造になっています。
ですから、二階でドアを開け閉めする音や家族の話し声が聞こえやすくなり、一階では台所で作業をするチャカチャカという音が反響し、テレビの音が聞き取りづらくなるといったことなどが起きやすくなるのです。
これを解消する方法は、まず外部に面する断熱材を吸音性の優れたグラスウールにします。
また、天井に吸音材を使用する、カーテンを厚手のものに取り替えるといったことでもずいぶん解決できると思います。
高気密・高断熱の家は内部の音が外に逃げにくい。
ピシピシと音がする。なぜ?
ピシピシと聞こえてくる音についてのご質問ですね。
この音の主な原因は、柱がなじむまでの間、下地となる木材の収縮によって根太と床材の間に隙間が生じるためです。
その上を人が歩くと、摩擦によって「キュ、キュ」「ピシッ、ピシッ」と音がすることがあります。
木造在来工法では、家が建ってから一年間くらいはこの音が鳴ると言われています。
それほど心配はいりませんが、音の大きさや音質などで気になることがありましたら点検の時などにご相談ください。
(※)ピシピシという音が鳴るのは木造在来工法の家の特徴のひとつです。木材はJIS規格の乾燥木材を使用しておりますので、ご安心ください。
ピシピシと音が鳴るのは木材の摩擦のため。
ソファやピアノを運べる?
引越しの光景で、ベッドや机を外から吊り上げて運んでいるのを目にしたことがありせんか?
大きな家財道具は運びこむのが大変です。気をつけなければいけないのはタンス、大型のソファ、長いサイドボードなどで、このほかにピアノを運び込むのも大変です。
物をラクに運ぶためには、廊下や階段の幅にゆとりを持たせるか、コーナーとなる部分にゆとりを考慮しておきます。
階段はまっすぐ上るタイプはいいのですが、曲がりの部分があると運びにくいので、あらかじめ寸法をチェックしておくことが大切ですね。
また、2階の窓から入れようとする場合はバルコニーがあると助かります。
いざ引越しという段階になって真っ青にならないように、物を運ぶという視点からもチェックしておくことが重要ですね。
廊下や階段は広めに。物を運ぶときにも便利。
北枕について。
仏教上の習わしから忌み嫌われているのが北枕。
家相などは特に気にしない方でも、北枕についてだけはこだわりがあるという方も多くいらっしゃるでしょう。
ただし、限られた敷地で多くの要望を叶えるとなると、枕の位置にまで考えが及ばないケースも生じてきます。
せっかく気に入った間取りなのに、どうしても枕の位置にだけ納得できない、という話もまれに耳にします。
こういった問題は、ご本人の考え方によるところも多くありますから、対応が非常に難しいものです。
しかし、実用的な考え方としては、北枕など気にしないほうが住みやすくなることも事実です。
また、北の方位が傾いているときなどは、どちらの面を北とみなすかで意見がわかれることもあります。
「どうしても…」とおっしゃる方は、早めに寝室の家具の配置を考えておくことをおすすめします。
寝室の家具の配置は早めにチェック。
荷物の大きさに応じて棚をほしい。
収納スペースについてのご希望は、お客様によってさまざまです。
この方の場合は、今の時点でお手持ちの荷物の大きさに合わせて棚を作ってほしいというご依頼ですが、これについては、次のようなこともお考えの上でご検討なさってください。
これから先、お子さまが成長されるにしたがって、荷物はもっと増えるかもしれません。
また、歳月とともに趣味も変わり、お手持ちのものが必要なくなったり、どなたかに譲ったり、処分しなければならないものもでてくるかもしれません。
最近はホームセンターや通信販売などで良いものを比較的に安い価格で手に入れることができます。サイズ、素材や色などもずいぶんと自由に選ぶことができるようになりました。
焦ってつくり付けにするのではなく、ゆっくりと検討されてみてはいかがでしょうか。
急いで棚をもうける必要はナシ。じっくり選んで。
マネー編
そんなに安くて大丈夫?
「友治工務店の家って坪単価30万円台でホントに安い。そんなに安くて大丈夫なの?」
お客さまからよく聞かれる質問です。友治工務店の住宅は、安いのではありません。
これまでの日本の住宅の価格が、欧米諸国の価格に比べてあまりにも高すぎたのです。
わたしたちはこれまでに様々な研究、分析を繰り返してきました。その結果、「安くても良い家」を坪単価30万円台という価格で提供できるようになったのです。
大手住宅会社の坪単価は50万円台です。同じ坪数の家を建てようとした場合には、数百万〜1千万円もの差になります。
(※)価格破壊を売り物に坪単価20万円などという住宅会社があるのも事実です。でも中にはオプション工事は別途という会社もあるので、注意が必要です。
本当に必要なのは、安くて良い家。
結局、全部でいくらかかるの?
家を建てる際に必要なお金の総額は、次を目安にお考えください。
建築費(本体価格、付帯価格、設計管理料)
消費税
諸費用(登記費用、登録免許税、借入手数料、印紙税、ローン保証料、団体信用生命保険料、火災保険料、不動産取得税など)
その他(引越し費用、家具・家電製品の購入費用など)
この中で一番わかりにくいのはの諸費用ですね。
これは建築する家の大きさや住宅ローン借入金によっても異なるので一概に申し上げることはできません。
だいたいの目安として100万円程度とお考えください。
家づくりを考えるうえは建築費だけでなく、その他の必要経費についてもよくお考えのうえ、余裕を持った資金計画をおすすめいたします。
建築費以外にかかる費用についても考えよう。
サービスや値引きを要求してもいいの?
大変残念なことなのですが、今まで住宅業界では当たり前のように値引きが行われてきました。
お客様にとってはもちろん、値引きはありがたいものでしょう。
しかし、値引きがあるがためにあらかじめ200万、300万という金額が建築費に上乗せされていたのも事実です。
これは何を意味しているのかと言うと、何も言わない人からはそのままの金額をもらう。
そして値引きを頼まれた人からだけ、その分の金額をマイナスしていたということです。
言うまでもないことですが、このようなことは決してあってはならないことです。
私たちははじめからウソのない正直な価格を提供しています。サービスや値引きは、本来あってはならないことなのだと強く信じています。
サービスという言葉で勧誘する業者に要注意。
お金の支払いはいつすればいい?
頭金の支払い時期についてのご質問ですね。
これについてはいつまでにいくらを支払わなければならないというような決まりは特にありません。
大まかに言って、契約時に10万円ほど、着工時に頭金の3分の1程度、上棟時に3分の1程度、引渡し時に残りの3分の1程度を現金でお支払いいただくのが一般的だと思います。
家づくりには建築費以外にも必要とされる経費がたくさんあります。
住宅ローンの手続きや保険への加入、引越し、新しい家具の購入などで何かと悩みの多い時期だと思いますが、くれぐれも余裕をもった資金計画で家づくりをお考え下さい。
ゆとりのある資金計画を立てよう。
キャンペーン中って、ほんとに安い?
デパートなどで「今ならキャンペーン中!」という言葉に惹かれ、ついつい余分なものまで買ってしまった経験はありませんか?
キャンペーン企画は当選商法と言って、住宅業界でも盛んに行われています。すべての会社ではありませんが、2〜3ヵ月に一度程度、繰り返し行われています。
それが本当に安いか?ということについては、中には本当にお得なものもありますし、キャンペーンという言葉を使ってお客さまを集め、手っ取り早く契約させるというやり方もあるようです。
大事なことは、自分たち家族が本当に必要としている家はどんな家なのかについて、しっかり考えることです。
余分なものはカットして必要なものだけを選び抜き、予算内でおさめること。それが満足のいく家づくりの第一歩です。
本当に必要なものだけを考えた家づくりをしよう。
見積書はどうやって見ればいいの?
見積書を見比べるときに重要なのは、総額ではなくその中身です。
例えばA社のほうが高いけれどカーテンや食器棚が含まれている、B社は安いけれど標準装備として含まれるものが少ないといった場合、結果的にどちらが安いかどうかを瞬時に判断するのは難しいですね。
見積書に何が含まれるかについては見積書に添付されている仕様書を見ることで確認できます。
数社から見積もりをとる時には、後で比較検討しやすいように予算やプランの要望などについてあらかじめ同じ条件で依頼すると良いでしょう。
どのような部材を使って仕上げはどうなるのか、設備機器はどんなものか、工事の範囲はどこまでなのか(別途工事費や諸費用も含むのか)などについて、じっくり確認することも重要です。
見積書は仕様書を細かくチェックしよう。
契約金はどれくらい必要?
契約金についてのご質問ですね。
契約金についてはいくら払わなければならないというような明確な決まりは特にありません。
だいたい10〜50万円ほどとお考えください。業者の中には数百万円を要求するところもあるようですが、これは少し多過ぎるような気がします。
まだ何の工事も始まっていないのに数百万円も払うなんて、余計な勘ぐりをしたくなってしまいます。
契約金はこれから一緒に家づくりをするパートナーが見つかった段階で10万円ほどをお支払いいただくというのが安心できると思います。
(※注)多額の契約金を払うと、急に態度が変わる会社があります。ご注意ください。
契約金は10万円前後が適切な価格。
いいと思っていた会社と合わなくなった。支払済みの契約金はどうなるの?
すでに支払済みの契約金の取り扱いについては、契約書の内容を前提に決定されます。
良いと思った会社と合わなくなったということですが、どのような経緯で気持ちが変わったのでしょうか?
契約した途端に営業マンの態度が変わり、信用できなくなったのでしょうか?
家づくりは一世一代の大仕事です。その始まりにイヤな気持ちを味わうことになったのだとしたら、お気の毒としか言いようがありません。
でも、考えようによっては早めに気付いてよかったのだと思います。
工事がはじまってからの業者変更となると、これは重大です。発注済の部材や設備機器など、たくさんのお金を損することにもなりかねません。
後になってからイヤな思いをしないためにも、業者選びは慎重にするのが良いと思います。
業者選びは慎重に。後になってからの変更は危険。
頭金とローンのバランスはどれくらいにすればいいの?
一般に頭金とローンの割合は、3対7の構成が理想と言われており、頭金は最低でも家づくりにかかる総額のうちの2割はあったほうがよいでしょう。
また、準備できる頭金の額から適正な借入金額を計算できることもできますね。
両親から資金を贈与してもらう場合は、「住宅取得資金贈与の特例」 を活用すると550万円まで非課税になります。
夫婦がそれぞれの両親から550万円ずつもらうならば、合計1,100万円まで贈与税は課税されないことも覚えておきましょう。
ただし、こうした贈与を受けるにあたっては条件があり、税務署への申告も必要となります。
住宅ローンの返済は長期にわたるものです。将来設計を考えたうえで余裕をもった資金計画を立てることをおすすめいたします。
頭金とローンのバランスは3対7が理想的。
住宅ローンの上手な組み合わせ方法は?
住宅ローンには多くの種類がありますが、一般的には公的ローン(住宅金融公庫・年金住宅融資・財形住宅融資)を優先して利用、それでも足りない場合は民間の金融機関のローンを利用します。
ただ、常にこのような組み合わせが良いとは限りません。
現在のような低金利の時代においては、低い金利で固定された固定金利の商品が有利です。
また、逆に高金利の時代に申し込みをすれば、返済終了時まで高い金利のまま払い続けなければなりません。
民間の金融機関の住宅ローンは種類が多く、必要な書類の提出にかかる手続きが公的資金より楽といった利点もあります。
住宅ローンは種類が豊富。金利をふまえて決定を。
住宅ローンの返済方法について。
住宅ローンには元利均等返済と元金均等返済の二通りの返済方法があります。
まずそれぞれの特徴をご説明すると、元利均等返済は最初に利子をたくさん返済して、完済に近づくにすれて元金を多く支払っていくという方法。
また、元金均等返済はいつも返済する元金の額は同じ。元金に加えて利子を支払いますが、完済に近づくにつれて利子の支払い額は減っていきます。
双方を比較した場合、元金均等返済のほうが毎月の支払い額は大きいのですが、先に行くほど金額は少なくなるので後々の返済はラクになります。
友治工務店がおすすめするのは、この元金均等方式です。
先の見えない時代ですから、なるべく早い時期に少しでも多く返済しておくほうがこれから先の長い人生を気持ちよく過ごすことができると考えるからです。あなたはどうお考えになりますか。
住宅ローンの返済方法は元金均等返済がお得。
自営でも住宅ローンを組める?
住宅ローンの融資については各金融機関でいろいろな基準を設けています。
その基準は大きく分けて3つ。簡単にご紹介すると次のとおりです。
絶対的な融資額の上限
担保となる土地、建物の価格に対する割合
借りる人の収入に基づく返済額の割合
自営業の方が心配されるのはこのについてですね。
年間返済額の上限は金融機関によって年収の20〜40%以内を基準にしているところが多いようです。そして、これをオーバーする場合は、融資額をカットされることになります。
借りる人の収入が不足するときは配偶者などの収入を合算するという方法もありますのでご検討ください。
配偶者との収入合算を方法のひとつ。
転職するとローンを組めないってホント?
金融機関がローンの審査をするとき、最も大切になるのがあなたの収入の裏づけです。
前年の収入や勤続年数、勤務先などが審査の対象となります。
転職や独立などで勤務先が代わったときは事前に●●に相談して収入の裏づけをとっておく必要があります。
また、配偶者に収入があればその分を合算して申請するという方法もあります。
ローンについては各金融機関で審査の基準をもうけています。借入金額や土地・建物の価格、借りる人の収入などさまざまな条件から決まります。
例えば転職ひとつとってもさまざまな理由が考えられるのですから、「転職経験があったら絶対にダメ!」ということではありません。
気になる場合は、お早めに金融機関にお問い合わせください。
審査については金融機関に早めに確認しよう。
繰上げ返済について教えて。
余裕資金が手元にあるときは、住宅ローンの全額または一部の繰上返済を考えましょう。
全額繰上返済は文字通りローンの返済を終了してしまうことを言います。
ここでは一部繰上返済について簡単にご紹介します。
一部繰上返済には、返済期間を短縮する返済期間短縮型と毎月の返済額の軽減する返済額軽減型の2つがあります。
どちらも元金を繰上げて返済することにより、金利負担を減らすことができます。
それぞれの特徴は、返済期間短縮型は当初の予定よりも早くローンを終了できること、返済額軽減型は毎月の返済額を少なくすることで生活に余裕が生まれます。
ただ、繰上げ返済を行うためには手数料が必要になるので、ある程度まとまった金額ができたときに行うのがより効果的でしょう。
繰上げ返済をしてラクラク生活を送ろう。
ボーナス払いを使うかどうか迷ってます。
住宅ローンは毎月払いとボーナス払いのふたつに分けることができます。
公的融資の場合は、ボーナス時返済額は借入金の40%以下で50万円単位と決められています。
一方、民間融資の場合は借入金の2分の1以下で10万円単位の場合が多いようです。
基本的には、融資を組む時はボーナス返済に頼らず、毎月の返済額を中心に返済計画を立てるのが理想的です。
ボーナスは景気や企業の業績に左右されるためその額が安定しません。
もしボーナス返済を利用する場合には以下の点にご注意ください。
・ボーナス月は毎月分とのダブル返済になる
・ボーナスが減額になることも想定しておく
・退職後はボーナスがなくなることを計算に入れておく
ローン返済は毎月払いのみにするのが理想的。
万が一の場合、住宅ローンはどうなるの?
住宅ローンの返済は長期間にわたります。それだけに、万が一のときのことは人間であれば誰もが考えずにいられない問題ですね。
長期にわたって住宅ローンを借りる場合、団体信用生命保険に加入していればそれに基づいて支払われる保険金で債務を弁済してくれます。
団体信用生命保険は普通の生命保険とは異なります。返済の途中でご本人が死亡したり重い障害に陥ったりしたときにローンと同額の保険がおりて、残りのローン金額が全額返済される形になります。
民間の融資をうける際にはこの保険への加入が絶対的な条件となっていて、保険料は金融機関が負担します。
また、公庫融資の場合は希望に応じてということになっていますが、加入するのが一般的です。
団体信用生命保険でいざというときも安心。
税金について教えて。
家づくりにかかる税金は、仕組みが複雑で理解するのがとても難しいですね。
でも、そうかといって知らないで済ませていると、納めなければならない税金の持ち合わせが足りなくなったり、場合によってはたくさんのお金を損することにもなりかねません。
ここでは簡単にご説明いたします。詳しいことは営業マンに確認して、前もって準備しておきましょう。
まず、家を買ったときにかかる税金には不動産所得税、印紙税、登録免許税があります。
また、戻るものとして所得税がありますが、これは初年度に確定申告をすることで、5年間所得税から一定控除されます。
さらに、毎年1月1日に所有している土地・家屋に対して固定資産税がかかり、市街化区域内にある土地・家屋についてはさらに都市計画税もかかります。
わからないことは早めにチェックしておこう。
固定資産税はどれくらいかかるの?
固定資産税は、毎年1月1日に土地や家屋などを所有している人にかかる税金で、その土地や家屋のある市町村において課税されます。
所有者は毎年4〜5月に送られてくる納税通知書によって年に4回、納付期限までに納めなければなりません。
税額は不動産評価額×税率(標準で1.4%、上限は2.1%ですが、ほとんどの市町村は現在のところ1.4%を採用しています)。
不動産評価額については3年に一度見直しが行われることになっており、詳しい内容は各市町村の資産税課で知ることができます。
新築住宅については一定の要件に基づいて税額が減額される場合があります。
詳しいことは営業マンや各市町村の窓口でお問い合わせください。
固定資産税は市町村の資産税課へ確認を。